スペインバスク地方とETAについてのblogです!でも最近は就活のこともupしたりしてます☆ぜひぜひコメント残していってください!


by remona121
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はじめに

はじめに

 日本は周囲を海に囲まれた島国のせいもあってか、他民族との交流は少なく、日本独自の文化を築きあげ、単一民族国家として長い歴史を歩んできた。そのため多くの日本人は、日本に生まれ育った=日本人であると考え、自分が日本人であるということに何の疑問も持たず、日本語を話し、日本国内で不自由なく暮らしている。
 一方、スペインは多民族国家であり、バスク自治州やカタルーニャ自治州における民族意識はとても強く、彼らはスペインからの独立を目指している。彼らの一部は自らをスペイン人である前にバスク人である、またはカタルーニャ人であると考えている者もいる。それらの地域では国家公用語であるカスティーリャ語のほかに、自治州独自の言語を公用語とし、さらにバスクとナバーラ両自治州では徴税権も認められている。
 本論では、スペインのなかでも、バスク地方のナショナリズムに焦点を当て調べていく。バスク・ナショナリズムは誕生から現在に至るまで、時代的・地域的にさまざまに変容し、多様な主義主張が存在する。その歴史や変容過程、バスク民族組織ETAについて、結成された理由、彼らの思想、現在に至るまでのテロ活動などについて明らかにしていく。最後に、現在のバスクとスペイン政府の関係、バスク人の民族意識を決定づけるうえで重要な要素であるバスク語についても考えていきたい。
by remona121 | 2007-01-09 22:09 | 卒業論文